「お受験」日記、その後。

父親がみた小学校受験を終えた子供の日々

子供の本音

 先日、子供と出掛けた折りに、通っていた大手のお教室の近くに行きました。もちろん意図したわけではなく偶然でした。

 「ここをまっすぐ行くとお教室だね。懐かしいから行ってみる?」と子供に聞いたところ、

「絶対嫌だ」

との予想外の返事。授業の間に近くのカフェで時間を潰している時にはお友達と遊ぶ時間もあり、当時はそれなりに楽しいこともあるんだろうと私は思っていたからです。授業中は悪ガキぶりを発揮していたので、面白がっていたのかと思っていただけに、「どうして?」と聞いたところ、

 「だって、嫌々行ってたんだよ。何でもかんでも早くやらないといけなくてさ、嫌だったんだよ。」

 確かに、志望校に合わせて量とスピードをこなせるようになるためのカリキュラムだったので、それなりにまっとうな答え。当時は子供がそんな気持ちになっているとはまったく想像ができませんでした。行きたくないということはあっても、行けば友達と会って帰りはちょっと遊んだりしてたので、そこまで言うほど嫌とは思いもよりませんでした。今でもお教室のお友達とは交流があるので、「思い出の場所」としてお教室のそばに行きたがるに違いないと思うのは親の独り善がりと思い知りました。

 子供の気持ちを推し量るのは本当に難しい、と実感した次第でした。