「お受験」日記、その後。

父親がみた小学校受験を終えた子供の日々

お約束の巻

お受験準備も追い込みの夏、大量の練習問題、すなわち「ペーパー」が、我が子に課せられている。子供にとっては相当の量であろう。当然子供はそんなことはしないで遊びたい。

ここで母親は言う。

「まず30枚やりなさい。本当は60枚ぐらいやらなきゃいけないんだから。」

「えー、多いよぉ。」

「何言ってるの!昨日もいっぱい遊んだでしょ!30枚やりなさい。そうしたらDVD見ていいから。わかった?お約束!」

「わかったぁ。」

我が子はお約束させれている。事実上の強制である。あたかも圧倒的な国力の差の下、不平等条約を締結させられている弱小国のようである。

子供は成長し、いずれ母親の力を超え、このような「お約束」をさせられることもなくなるだろう。これも弱小国が国力をつけて不平等条約を変えていくのに似ている。